• 資料請求
  • お問い合わせ
  • イベント情報
  • キャンペーン
  • ダイアリー
  • 工務店の社長日記
  • ソーラーコム日記

カレンダー

前月 2012年05月 翌月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

バックナンバー

月間アーカイブ

工務店の社長日記


風通しのいい家...室内に理想的な風の道をつくる

2011年10月26日(水) | 木の家の設計

人気ブログランキングへいつもご覧いただきありがとうございます。

             全国工務店ランキングに参加しています。

             1日1回ポチッと応援よろしくお願いいたします。

 

何かご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

 

「風通しのいい木の家をつくる」の4回目は、室内に理想的な風の道をつくる方法を科学してみます。

 

 

 ▼ 風の流れは、水の流れを想像しよう

小学生向けのテレビ番組で、見えない風の動きを見せる、ある実験をしていました。

それは、真ん中で2つに仕切った水槽の片方に牛乳を、もう片方に真水を満たし、仕切り板をはずすのです。

すると、比重の重い牛乳は水槽の底を這うように真水側に向い、

一方、比重の軽い真水は牛乳の上に乗り上げるように牛乳側に進行しました。

動きの様子を色違いで見やすくするために、真水と牛乳が選ばれていましたが、

要するに軽い水と思い水。

では、水を空気に置き換えてみましょう。

そうです、これは海風、山風の仕組みを見ながら理解するための実験だったのです。

 

長々の引用となりましたが、つまり空気と水、両者の流れの性質は、似通っている面が数多くあります。

例えば、川の流れに竿を立てると、水流は竿の川上側で分かれ、

竿の表面を沿って進み川下側に渦を巻きますね。

風の流れの中に私たちが立っている時にも、やはり風下側に渦が発生しているのです。

もちろん、液体である水の流れは、気流ほど自由奔放ではありませんが。

 

空気の動く方法、風の流れを目にすることはできません。

でも、水の流れを思い浮かべると、その流れは大筋ながらも想像することができるのではないでしょうか。

 

 ▼ 出口なければ、風は抜けない。開口部は2面にほしい。

川上から川下へ水が流れるように、風上から風下へ風は流れます。

鯉のぼりが空を泳いでいるとき、常に口は風上に向っていますね。

家にとり込む風の入口もおなじこと。

最も風が吹いてくる方向に面して入口があるのが理想ですが、そうはいかぬも現実。

なれば、前述のように、まずは植栽や植壁などで風を呼び込むことです。

 

そうして呼び込んだ風も出口がなければ進みません。

風が流れるには、入口と出口が必要なのです。

とてもあたり前のようですが、例えば南風が吹いているときに、

南側の窓だけをいくら開放しても、風の出口となる他面の窓や開口部が閉ざされていては、

風はほとんど流れません。

 

納戸に風を入れるつもりで窓を開けて・・・そうしたものの、唯一の出入口の扉を閉めていたり、

通風口が荷物で塞がっていては、風は抜けようにも抜けようがありません。

風は図のように開口部付近で足踏み状態です。

 

風が通らない例

 

それでも開口部があることで、室内外の温度差が生じて室内に空気の対流が起こりますが、

風の流れに比べれば微弱です。

 

室内に風を通すには開口部は2面に、できれば南北のように対向位置に、

少なくとも異なる壁面につくりたいものです。

 

 ▼ 風は空気の川。上流から下流へ、川幅が広がると流れはゆったり

窓を大きく開けるほど、たしかに吹き込む風量は多くなります。

だからといって、むやみに開口部を大きくしても、心地良い風通しになるわけではありません。

 

直線的で狭い領域を弱く流れる風もあれば、大きく広がる風もあります。

より涼感をもたらすのは、後者の風ですが、

さて、こうした風の質の差は、なぜ生まれるか、開口部の大きさがどう影響しているのでしょうか。

上(かみ)から下(しも)へ流れる川と風。

お互い流れる性質は似ていることから、細かい差異には目をつぶれば、

風は空気の川に例えることができますので、そうして話を進めてみます。

 

川面に笹船や木の葉をいくつか浮かせて流すと、細かい流れから大きな本流に入るや、

浮遊群が散り散りに広がる光景が見られます。

風の流れ具合もこれに似て、開口部の出口が入口より広ければ、風下に向けて大きく膨らみます。

逆に開口部の出口面積が入口より小さい場合、両開口部を直結する狭い領域を弱く拭き、

その風の流路以外の空気はほとんど滞ったままです。

また、入口と出口が同面積の場合は、部屋の中央部で風は膨らみます。

こうした風の通り道は通風輪道と呼ばれ、

入口から出口へ向けて形成される通風輪道は出口の面積に合わせるように収束する性向があります。

風が広がり室内を循環する領域を大きくするため、一般には出口のほうを大きく取るか、

出入口をともに同じくらいの大きさにすることが好ましいとされています。

 

風の質は目的や用途にあわせて選択されるべきもの。

どんな風を部屋に入れたいのか、あるいは必要とするのか、

それにより選ばれる風勢は住み手によりそれぞれちがうはずです。

また、風を絞り込み強い風を感じさせる縮流効果を、室内に入った風に応用する方法もあります。

出入口の大きさに縮流効果を組み合わせることで、届きにくいところに風を行き渡らせることもできます。

 

 ▼ 窓辺のカーテンは揺れている。なのに。風は来ない。なぜ?

風通しの良し悪しで見落としがちなのが、風の道筋。

たとえどんなに風が部屋を通っても、その通り道が居場所に重ならなければ、風は周辺や頭上素通りしていくばかり。

揺れる窓辺のカーテン、けれど風は身辺まで届かない。そんな経験はありませんか。

 

開口位置と風の通り方

風の道筋は、開口部の配置位置にも大きく関わってきます。風向きが建物に直角で、

開口部が中央にあり対面していると仮定したもの。

 

図aは、風向きは先ほどの図と同じですが、

開口部の出口が入口に対して直角の面に配置されたときの風の流れを示した平面図です。

風は入口からまっすぐ進み、壁につきあたると、壁に沿い出口に向かいます。

 

入口が中央から左右どちらかに離れて設けられると、どうなるでしょうか。

その流れが図bです。入口寄りの壁側に惹かれるように進み、やはり壁を伝うがごとく出口へ。

この場合、入口の、風の進行方向右手に、ぽっかり無風地帯が生まれます。

 

それを調整する方法としては、入口の壁に図cのように衝立や袖壁などをつくり、

そこに風を沿わせて室内流入後の流れを変えることでしょう。

 

風は、このように壁や床。天井に沿いながら進む性質があります。

ですから、開口部の高さと風の道筋についても、基本の動きは前記と同じ。

入口が床に近ければ床面側へ、天井寄りなら天井側へと風は進み、出口をめざします。

立つ、座る、横たわる。眠るにしてもベッドと畳の上に布団では高さが違います。

それぞれの高さにあわせて風を誘い、いい夢をみたいものですね。

 

 ▼ 熱く軽い空気は上へ逃がす。屋根に出口の、縦通気。

厳しい条件のなかで、敷地を最大限に生かすために、都心の住宅は3階建てへ、地階へ、と上下に伸びています。

手を伸ばせば隣家に届き、窓の向こうは排気口。

そんな過密な住環境では、おなじ階上での横の通風が限られてしまうことも少なくありません。

それならは開口部の位置を上階下階にとる発想で、縦に風を行き来させてしまう通風の手立てがあります。

暖まるほど軽く上昇しやすくなるのが空気。

その性質を利用して、室内に発生した熱気を吹きぬけなどで上へと向わせ、

屋根にしつらえた天窓や越屋根などの出口からすみやかに排出させるのです。

また、前述したように、高きに流れる風は強し。

夜間に吹く風の最多方向を見定め、それを採り入れる開口部を屋根や小屋裏につくれば、

夜には冷えた外気を採り込むこともできます。

 

風は壁にぶつかったり、遮られ曲がると、そのたびに速度が弱まります。

縦の通気には、そうした室内の大きな障害や摩擦をなるべく減らす為に吹き抜けが用いられる事が多くなります。

 

 

本日はここまでです。つづく・・・。

 

人気ブログランキングへいつもご覧いただきありがとうございます。

             全国工務店ランキングに参加しています。

             1日1回ポチッと応援よろしくお願いいたします。

 

何かご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

このページの先頭へ

資料のご請求、お問い合わせはこちら

  • 資料請求
  • お問い合わせ
無料プレゼントキャンペーン
  • 資料請求
  • お問い合わせ
  • リンク集
  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ