

ソーラーコムでは、家の材となる木にもきちんとした住所と名前が必要だと考えています。ソーラーコムの家を建てるための木は、主に高知県梼原(ゆすはら)町からやってきます。
高知県梼原町の森林組合様とは、「土佐の木の家づくり協議会」を通じてご縁ができました。「土佐の木の家づくり協議会」は、日本の国土の70%を占める山と森林がもたらす恩恵を、もっと多くの人に伝え、大切に守り継ぐことを目的に活動しており、ソーラーコムも木を使う街側の立場から、そこに参加しています。
梼原町森林組合を通じて、ソーラーコムに家の材として供給される木材には、環境に配慮し適切な管理がなされている森林だけに与えられる国際認証、FSCマークがついています。この梼原町森林組合とソーラーコムが協力して毎年1~2回の割合で行なっているのが、自分達が建てる家の木を、自分達で伐採するというツアー。これが大変好評を博しています。

梼原町は、高知県の北部、標高1455mにもなる雄大な四国カルスト高原に抱かれた、自然豊かな町。"雲の上の町"と呼ばれています。町を流れる梼原川は、日本最後の清流・四万十川に流れ込んでいます。
梼原の森の木の伐採祈願&見学バスツアーの参加者は、ソーラーコムでまさに家を建てようとしている人、まだまだ勉強中の人、すでに家を建てられたOB様などさまざまですが、大人も子どもも都会とはスケールの違う自然に囲まれると、ふっと力が抜けて、とてもいい表情になっていくのがわかります。
そして地元のみなさんの人情あふれるもてなしに触れて、さらに素敵な笑顔が増えていくのです。
山の木と、田舎、そして自分達が住む町が結ばれていることを、理屈抜きで実感できるいい体験になっています。


前回ツアーに参加したのですが、子どもが「またバスに乗って行こう!」ってせがむんです。「あの時のお友達とまた遊ぶんだ」って、ものすごく楽しみにしているみたい。なので、ソーラーコムの社長さんにお願いして、今回もまた参加させてもらうことにしました。
確かに梼原ってすごくいい所ですし、ただお金を使って遊びに行くのとは違う、もっと深みのある面白さがあるんですね。やはり本物とふれあうからでしょうか。じつは子どもだけじゃなく、私たち親も楽しみにしているんです(笑)


近年日本では、生活や自然環境が変化して、人と自然との繋がりが薄くなり、人の心や人間社会に様々な不具合な現象が出ています。しかし今でも梼原町には、森林の恵みに活かされ森林を大切にあつかう、森や自然とともに生きる知恵、共生の思想があります。また、人と人の繋がりを大切にする文化があります。本来日本には木とふれあい、木と生きる「木の文化」がありました。
私たちはこのことを多くの人達に体験していただき、また、住宅の施主様に安心して梼原の木材を使っていただくために、森林や製材工場の産地見学ツアーや、住宅に使用する木材の伐採祈願祭を行なっています。
ツアーでは、木造の組合事務所も見学していただきます。その時の感想としては「木の香りが良いね」「木は癒されるね」と言っていただきますし、ヒノキ板・スギ板張りのフロアーでは、子ども達は必ず寝転がって遊びます(笑)。ソーラーコム様も、平成19(2007)年の春からバスツアーを企画してくださり、20組を超える家族の方々が、実際に住宅に使用する木材の伐採式に立会い、感動してくださっています。四万十川源流域のおいしい水や山菜料理、澄んだ空気、そして人情味あふれる心温かい町民がお待ちしています。ぜひおでかけください。
