「本物の木の家」が子どもの五感を育てる理由とは? ― 自然素材の家づくりの魅力 ―

公開日:2025/07/11(金) 更新日:2025/07/11(金) コラム

目次

  1. 「五感」を育てる家とは?
  2. 木の香りが心を落ち着かせる
  3. 裸足で歩きたくなる無垢の床
  4. 木目や光が「見る力」を育てる
  5. やさしい音が、耳にもここちよい
  6. 空気がきれいだと味覚も育つ
  7. 自然素材の家は子育てにも安心
  8. 無垢の木の家に住むと高学歴に!?
  9. まとめ : 感じる力を育む「家」を選ぶということ

 

「五感」を育てる家とは?

「木の家って、なんだかほっとするね」

家族の誰かがふとつぶやく、そんな瞬間ありませんか?

最近では、「自然素材」を使った家づくりに注目が集まっています。ビニールやプラスチック、接着剤を使った集成材などの人工素材ではなく、本物の木(無垢材)や自然塗料などで仕上げた家のことです。

こうした家には、子どもの五感 = 見る・聞く・さわる・におう・味わうをのびのび育ててくれる力があります。五感は、心と体の発達にとても大切。家での毎日が、五感を育てる“学び・気づきの場”になります。

しばしば天然の木のおもちゃを手にしますが、木の家自体がそうなります。からだじゅうでめいっぱい、木の家を感じてみてください。

 

木の香りが心を落ち着かせる

無垢の木からは、「フィトンチッド」という香り成分が自然に出ています。これは森の中にただよう、すがすがしくて落ち着く香り。

この香りには、自律神経を整えてリラックスさせてくれる働きがあることが科学的にもわかっています。子どもたちにとっても、木の香りに包まれる空間は安心して集中できる環境になるのです。

実際に、木の内装を取り入れた保育園や学校では、「子どもが落ち着いて過ごせる」「暖かく涼しくとても快適」という声も多く聞かれます。

ソーラーコムの住まい手様も、鉄筋コンクリートのマンションや軽量鉄骨のアパートに住んでいた頃よりも、夫婦で喧嘩になりそうな場面が減ったというお声をよくいただきます。

 

裸足で歩きたくなる無垢の床

本物の木の床は、見た目だけでなく触ったときのやさしさも大きな特徴です。

ソーラーコムでは無垢の杉の床板を使います。ご要望と目的に応じて桧や赤松なども採用いただいています。

冬でもほんのりあたたかい。裸足で歩くと、「すべすべ」「さらさら」など、木ならではの心地よさを感じることができます。これは、子どもの**触覚(さわる感覚)**を育てるうえで、とても良い刺激になります。

また、無垢の床は静電気が起きにくく、ホコリを引き寄せにくいので、アレルギーやぜんそくのあるお子さんにも安心です。

また家の空気も床自体も、調湿効果が高いので、足の裏のかさかさがなくなってしっとりするなど、奥様方にはとても嬉しい効果もございます。

 

木目や光が「見る力」を育てる

木の板には、「節(ふし)」や「年輪(ねんりん)」など、自然がつくった模様が広がっています。これらの模様には、規則正しいパターンではなく、不規則でありながら美しいリズムがあります。

こうした自然のパターンは、子どもの「視覚(しかく)」の成長に良い刺激を与えると言われています。

さらに、木の家は、時間とともに変化する光と影のうつろいも豊かです。たとえば、朝のやさしい光、夕方のオレンジ色の光、それぞれの時間に違った表情を見せてくれる空間は、子どもの感性や想像力を育む場にもなります。

炎や川の流れる「ゆらぎ」を眺めているのと同じ効果があるのも天然木の特徴です。

 

やさしい音が、耳にもここちよい

木の家にいると、「音の感じ方」がやさしくなることがあります。

たとえば、話し声や足音がやわらかく反響しすぎないため、家全体がしずかで落ち着いた空間になります。これは、聴覚(ちょうかく)=音を聞く力の発達にも良い影響を与えます。

また、大きな音や反響音が少ないことで、子どもだけでなく大人にとってもストレスがたまりにくい空間になります。

竣工お引渡しから   3年ほどは、「パキッ」といったような木の呼吸の音がします。住まい手様にはいつも「あ、今空気を綺麗にしてくれているんだな」と感じていただいています。

 

空気がきれいだと味覚も育つ

「空気がきれいだと、食べ物の味も変わる」

そんな話を聞いたことがあるかもしれません。

自然素材の家は、化学物質のニオイが少なく、空気がとてもクリーン。無垢材が空気中の湿気をすい取ったり、においをやわらげたりしてくれるため、室内の空気がさわやかで自然な状態に保たれます

このような空気の中で暮らすと、においや味の感覚が鈍くならず、子どもの味覚も健やかに育つと考えられています。

 

自然素材の家は子育てにも安心

無垢材や自然素材は、化学物質をほとんど使わないため、子どもの体にやさしいという点でも魅力的です。

たとえば、ビニールクロスや合板フローリングに含まれる「ホルムアルデヒド」などの物質は、シックハウス症候群やアレルギーの原因になることがあります。

それに比べて自然素材の家は、赤ちゃんからお年寄りまで、家族みんなが安心して暮らせる環境をつくってくれます。だからこそ、子育て世代に今、見直されているのです。

 

無垢の木の家に住むと高学歴に!?

いつも住まい手様宅を訪問すると、学習机には難関大学の赤本が並んでいるのを目にします。半分冗談、半分本気で「ソーラーコムの木の家に住んだから賢くなったんでしょうか?」などとお話をすることがあります。

これはあながち冗談でもなく、木の家に住むとまず生活リズムが整います。

呼吸がとても気持ちいい空間で睡眠を取りますので、血液循環や肺活量、朝の寝目覚めがとても良くなるのです。巡り巡って学習効果が高くなるのも納得できるのです。

実際に、親御さんは決して高学歴ではなかったのに、お子さんは進学校へ進んだという事例がたくさんありました。

将来の楽しみがひとつ増える家というのも見逃せない効果ですね。

 

まとめ : 感じる力を育む「家」を選ぶということ

五感は、言葉を覚えるよりも前に育っていく大切な力です。

毎日の暮らしの中で、自然の素材にふれ、香りや音や光を感じながら成長していく。そんな家に住むことは、ただ「住む場所をつくる」だけでなく、子どもに生きる力をプレゼントすることでもあります。

これから家づくりを考える方は、ぜひ「素材」と「感じる環境」にも目を向けてみてください。

本物の木の家は、きっと家族みんなの心を育ててくれます。

 


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