枚方市 小さく美しい住まい
暮らしの変化を受け入れる、簡素な佇まい
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枚方市 妻入り屋根の家
2023年3月、枚方市に完成した妻入り三角屋根のかわいい、28坪の木の家。
たんぽぽ通信2023年2月号に掲載した、お施主様の家づくりストーリー(原文まま)に沿って完成写真をご紹介していきます。
今回の住まい手様の、大変だった遠方での土地探し、しかしソーラーコムが大切にしている「土地と建物のバランスの取り方」を丁寧に実践された結果、「めっちゃイイ」と何度も言っていただけた「陽の木の家」が完成しました。
”慌てて土地探しをした結果、残った額では希望の家が建たない…”という多くの方が悩む中、ソーラーコムで一番初めのご面談と家づくり勉強会で何度も何度もお伝えをしています。ネットには出ない土地を手にする方法や土地探しをする上で必ず押さえておかなければならない、土地売買のカラクリも理解した上で、一緒に家づくりを進めていきます。
この住まい手様のストーリーを読んで、ひとつでも共感いただける部分があったら、ぜひ立ち止まってソーラーコムにお越しいただければ嬉しく思います。
家づくりのきっかけ
この四月から長男が小学一年生になります。
私も主人も生まれ育ちは大阪市内なのですが、主人が転勤族で結婚当初は石川県に住んでいました。石川県では一年半過ごしました。そこから福井県に引っ越して五年。長男が小学校に上がるタイミングで定住地を構えたいなと思い、それに向けて動き出したのが約二年前になります。
結婚して、大阪を離れて、石川県かほく市という田舎町で初めての子育てをするにあたり、親戚も友達も誰一人知り合いの居ない地でやっていけるのかという不安も初めはありましたが、その不安はすぐに消え、とても空気が綺麗で長閑でゆったりとして住みやすく、毎日本当に楽しく子育てが出来た一年半だったと思います。この田舎暮らしが私に はとても合っていたのだと思います。
その後、福井県に転勤になり、福井県もまた長閑で自然豊かな町でとても過ごしやすく、私が育った大阪の街では味わえない生活環境でした。
この田舎暮らしで、私の考えも一気に変わり、自然の素晴らしさや有り難さ、子供たちに対してもできるだけ自然素材の物で育てたいと言う思いが強く芽生えました。家族の健康を意識し、食べる物はもちろん、自然の恵みを感じられる地でいつか自然の木で造られた家に住みたいなと言う風に思ったのが木の家を選んだきっかけです。
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ソーラーコムとの出会い
現在住んでいる福井県敦賀市は本当に住みやすく、子育てもしやすく、この地で家を建てたかったのですが、主人が転勤族で次の赴任先がどこになるか全く分からず、お互いの実家も大阪であることから、大阪で家を建てることになりました。
木の家がいい!と以前からざっくりとは決めていたのですが、まずは、ふらっと大手ハウスメーカーの話を聞きにいきました。そこで仮の間取りプランを出して頂いたのですが価格に驚きました。この大きなお金を払って本当に住みたい家ではないなと思い、すぐに次へと気持ちが移りました。
そこで、木の家造りの工務店さん何件か、お話を聞きにいかせてもらいました。どの工務店さんも木の家造りにとてもこだわりがあり、正直なところどの工務店さんも本当に素敵でした。
最終的にソーラーコムさんに決めたのは、ZOOMでの勉強会です。私の母にも参加してもらって、主人と私と母とでお話を聞かせていただきました。
その時に初めて、木の家と一言でいっても、集成材を使って造る家も多くあり、私達が求めている家は、家族の健康が第一で有害物質を含んだ集成材ではなく、無垢材であることを認識できました。
木材も、高知県梼原町の品質の高い木材を使っていることもとても安心です。
一番魅力を感じた部分は、伝統工法の長ほぞ込み栓です。金物を使って固定す るのではなく、昔ながらの伝統工法で木と木を組み合わせて、丈夫で長持ちする家造り、孫の代まで受け継がれる家造りにとても感心しました。大変な作業でありながら一棟に対して二百本以上も入ると聞き、本当にすごいなと思いました。
他には、外壁は元々そとん壁希望であり(当初は見た目が好みというだけで、この勉強会でそとん壁の良さも知りました)ソーラーコムさんの標準がそとん壁だと言うことを知りそれも大きな決め手です。初めは、外観、見た目にも拘っていた部分もありますが、勉強会に参加させて頂き、見た目やデザインよりも中身が大切だと言うことに気付き、そこから家造りに対する想いが大きく変わりました。
この勉強会で、ソーラーコムさんの想いや、家造りに対するこだわりが伝わってきました。この方達と一緒に家造りをしたいと心から思いました。
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土地探しの思い出
次に、土地探しが始まりました。
この土地探しが本当に大変でした。
まず、大阪から離れたところに住んでいるので、思うように度々土地を見に行くことが出来ませんでした。さらに住みたい地域に対して私と主人の意見が正反対でした。
田舎暮らし希望の私と、実家から近く利便性を重視する市街地暮らしが希望な主人。
なかなか擦り合わすのが難しく、地域が定まらず何度も社長とだいきさんに相談をさせて頂きました。
土地探しに対しては、主人と何度も揉めました。
笑(今となればそれも良い思い出です)気になる土地があれば何件も何件も社長とだいきさんに現場まで足を運んでいただきました。
今思うと、とてもお忙しかったのに、本当に感謝しています。
土地探しの段階から本当にお世話になりました。なかなか決まらず焦りが出てきて、半ば妥協しかけていた私達に土地探しは絶対に焦ってはだめです。と励ましてくださいました。
お陰様でしっかりと見 極める事ができ、希望に見合った土地を見つけることができました。私たちだけでは今ごろどうなっていたことか・・・(笑)本当にありがとうございます。
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モデルハウス、完成見学会、勉強会、設計契約までの打合せなどの思い出
完成見学会には何度も参加させて頂きました。毎回完成見学会がとても楽しみで、福井県からわざわざ大阪に足を運ぶほど楽しみでした。笑 毎回付き合ってくれた主人にも本当に感謝です。どのお家も本当に素敵で、真冬に伺ったお家では各階の温度差がないことに本当に驚きました。全館空調の実体験ができ良かったです。他にも、造作キッチンや造作洗面台、土間収納などたくさんのアイデアや癒しの造作家具を見せていただきました。見学させていただいたお家からいろいろ参考にさせて頂きました。
建物概要
設計・施工 | 設計・施工 :ソーラーコム |
建物概要 | 構造:木造2階建て 工法:在来軸組工法 |
敷地面積 | 180.09㎡(54.48坪) |
建築面積 | 48.03㎡(14.53坪) |
延床面積 | 95.30㎡(28.83坪) |
外装 | 外壁材:そとん壁 ウッドデッキ:イペ材 |
内装 | 主要構造材:梼原杉・桧 床材:梼原杉(特一等) 内装:エコクロス・土佐和紙 全館冷暖房「パッシブエアコン」(OMソーラー) |
完成 | 2023年3月 |