建物価格、3000万円でソーラーコムの家は建ちますか?
建物価格をどこまで含めるかでお答えが変わってまいります。
同じご質問をいただく際に、ある方は税金を含めて建てたい、ある方は税金は別でお考えになっている。それだけでも300万円も違ってまいります。
建物付帯の費用、オプション、金融機関や登記の取得の経費など、どこまで含めるかによっては、価格が高騰してしまった現在では難しい場合もございます。
例えば消費税を含めて3000万円とすると、2700万円で建物を計画をせねばならず、面積やこだわりのオプションなどは大きく要望を整理することが必要になってまいります。
建物以外でも、土地に関わる地盤改良、解体、土地形状の特性上どうしてもかかってしまう費用など、やはり他の質問欄でも記しております通り、土地のご決定の前にこれらをすべて計画しておく必要があると考えます。
土地を購入して残った予算で家を建てるという計画は、資金にゆとりのある方でないとできないと考えるためです。
ただ前提として、ソーラーコムの定めている標準仕様、特に構造や仕上げに関わる部分は100年先も健康で丈夫で長持ちしているという素材・工法がコンセプトです。
次の世代、その次の世代と長い目でみたときに、莫大なリフォーム代がかかる古家が残されたということにはならないように建てられます。
仮にファイナンシャルプランナーさんの資金計画で安全ラインの予算が出たとして、Aさんは30年後に劣化する家、Bさんは100年後も快適に暮らせる家、を同じ金額で建てるとすると、Bさんはその安全ラインよりも実質予算の枠を広げることも可能になってまいります。
丁寧な資金計画と土地・建物予算のバランスを考えて、住まいにおいて何を大切にされるかを整理し、無垢の木の家づくりができる方法を一緒に考えてまいりましょう。