自己資金、頭金はどのくらいあれば良いですか?
どのくらい頭金があればよいかどうかは、住宅ローン額や返済計画のお考えによるところが大きいと言えます。
住宅ローン減税の制度を見越して借入れ額を多めにされる方、返済リスクを優先して借入額を少なめにされる方など様々です。
決め方、考えるべきことは次のような内容です。
メリット・デメリット
頭金を多く入れる場合
- 借入額が減る=利息支払いが減る
- 手元の資金が減り、投資や貯蓄に回しずらい
頭金を減らす場合
- 借入額が増える=利息支払いが増える
- 将来的な金利上昇や収入減少があると家計負担が増える
- 住宅ローン減税を受けられる額が増える
- 大切な手元資金を残せる
- 万一有事の際は団体信用生命保険で残債が清算されるため、手元資金を残すメリットが大きい
工務店としての推奨は、減税制度上のメリットを鑑みて、最大限借入れをし、手元の資金を温存、その上で、伴うリスク(返済額増、金利変動リスク)や精神的安心を考慮して割合を決めていくことがよいと考えます。