シロアリ対策はどんなことをしていますか?
シロアリ対策も地震対策と同様に原因療法を基本とし、何重にも防護策を取っています。
日本の土地の特性上と地球温暖化の影響でシロアリが列島でもどんどん北上していっています。
安易にリフォーム的に薬剤で処理するというのは、対処療法にしかならず、半永久的に手入れとコスト面でシロアリ対策を背負うことになります。
ソーラーコムは、建物の基礎とその工法でシロアリを遮断することを第一に考えています。
木の家の建物が長持ちするためのシロアリ対策の方法
- 基礎は2回打ちで生じる継ぎ目を無くすため、ベタ基礎一発一体打ちで施工する
- 配管は必ず、地盤面よりも立ち上げて基礎の高いところで抜く
- 木材はシロアリの好まない丸太の芯を持った材料を使う
- 現実的な価格と耐久性のある桧を使う
- その上で、人畜無害のホウ酸を使って防蟻処理をする
これからの処置を確実に行い、羽根のついたシロアリ、アメリカカンザイシロアリ対策は、ソーラーコムの木の家のほとんどが天井無垢の現し空間なので、現状は目視での確認で十分と考えます。
リノベーション現場や耐震診断でのシロアリ被害を見てきましたが、とても残念な木材の姿です。
シロアリはコンクリートも養分にして溶かして侵入してきます。
どうか薬剤や木材ひとつに頼る家づくりではなく、根本から対策できるような建物にしていただきたいと考えております。