堺市 リビング玄関のダイナミックな暮らし
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2022年に堺市で完成した、リビング玄関と大きな吹き抜けが特徴の木の家。
3年目メンテナンス時に暮らしぶりを伺ってきました。
リビング玄関のメリットと注意点
リビング玄関とは、玄関とリビングやダイニングが一つの繋がりを持った大空間のことです。
間仕切りや廊下などがないため開放感に溢れ、移動も楽で使い勝手も良い、暮らしのメリットがあります。
玄関が広々しているため荷物の出し入れ、靴の脱ぎ履き、雨具など、気持ちにもゆとりができるようになります。
一方で、採用には確かな断熱と空気のデザインが必要です。
通常ソーラーコムの設計プランでは、玄関風除室を設けます。これはデパートの二重扉のように、玄関ドアの開け閉めによる熱の欠損を防ぐ目的があるものです。
この風除室がなくとも快適なリビング玄関を設計するために、この家ではほどよい高気密高断熱の性能に加えて、OMX(太陽熱暖房・冷房・お湯採り・発電一体の機能)で、365日快適な空気が流れるようにしています。
人が集まる森のような空間
ご夫妻、お子様の大らかなお人柄をそのまま形になったような住まいになっていました。
ご友人やご近所さんもウェルカムで、いつも賑やかにこどもたちの遊び場になるそうです。
玄関すぐに大きな吹き抜けとリビングがあることで、外との繋がりもできて心理的な壁がないように感じました。
奥様は「いつも誰かが遊びに来てくれて賑やかにしています」と嬉しそうに語られ、
「居心地がとてもいいのか、なかなか子どもたちが帰ってくれないのが唯一の悩みです」とご主人(笑)
無垢の家は、人の五感が心地よいと思える効果があるので、知らずのうちにずっとそこにいたいと思えるような空間になっているのです。
玄関の一角と階段下のかわいい収納
元々物をたくさんは持たない暮らしをされているので、玄関周りもとてもシンプル。
扉を無くして取り出しやすさを優先する代わりに、綺麗に収納できるような設えを施しておられます。

入居前

入居後
階段下はルンバが収まるようにも設計されています。
物を減らして大きく住む、ということを楽しんでおられるようでした。
可動式の造作家具で仕切られた子ども室
吹抜け階段を上がると2階子ども室。
可動式のクローゼットで自由に間仕切りができるようにしています。
今現在はウォークスルー収納のような形に配置し、子ども室が行き来できるようになっていました。
吹抜けに面した壁面に、読書もできるようなミニ書斎の計画がありました。
またいずれ大工さんで作らせてもらえたらと思います。
ソーラーコム定番の実験流しの造作洗面
2階の子ども室と寝室は、トイレと洗面にすぐにアクセスできるようになっています。
ソーラーコム定番の造作洗面は実験用流しを使います。
朝の支度に上靴洗いに、とても便利です。
現しの家はディスプレイが良く似合う
ソーラーコムは当時真壁づくりの家で、壁面には化粧柱を使用していました。
全体的に木の見える面積が多いため、自然とお子様の作品やドライフラワーなどの装飾が馴染むようになっています。
楽ちんなキッチンまわり
奥様の主戦場のキッチンもとても肩の力が抜けた自然なつくりになっています。
これだけ大きなLDKであっても、壁付けキッチンを選択し、振り向けば配膳ができるという動線にしました。
また冷蔵庫横に設置されたほっと一息つける場所、ワークスペースが作られていました。
お子様が勉強したり、ご夫妻がパソコンを開いたり、いつも家族をそばに感じながら、居場所もあるのがとてもいいところです。
次はまた数年後、経年美化が楽しみな時期に伺えたらと思います。
この家のご見学希望は、家づくり教室(他イベント)に参加された木の家をお考えの方なら日程調整可能です。