豊中市で建てる平屋 LWから眺める桜の家
お客様の声|豊中市
これまで住まい手様宅見学会で何度も拝見させていただいた、豊中市の桜を望む平屋の家。
完成から4年経った今も、「ソーラーコムの家といえば豊中のあそこの桜の家ですよね」と色んな方に言われるのがとても嬉しく思います。
これまで拝見してきた暮らしと最新の4年の状況を改めてご紹介いたします。
平屋+ロフトのプロポーション
コーナーに配置された2枚のLWの窓、片流れのシャープな屋根、伊礼カラーのレッドシダーの木部が特徴的な外観は、ご近所散歩コースの目印となっています。
4年が経過した外観。LWの下部に幕板を追加してさらにどっしりとしたデザインに
パッシブデザイン計画はもちろんのこと、外観のプロポーションにもこだわり、見て心地いい街の景観に寄与しています。
LWサッシを後悔しないための設計
LWを後悔しないためには、単体の見栄えだけで入れるのではなく、そこから何を眺めるのかなどの、計画が事前に必要になってきます。
その方法をご紹介します。
何を眺めるか
この家では目の前の桜や遠くの空をどう眺めるかを意識してプランされました。
外観とインパクトも意識してコーナーにLWを2枚配置しています。

LWを介して窓の外の景色をどう切り取るかを大切に設計した

用途に合わせて障子やガラリのシーンを使いわけることができる
デッキや深い軒で繋ぐ(縁側を作る)
窓の重要な役割のひとつに、外(自然界)にある豊かさを室内にどう取り込むかというものがあります。
i-worksの伊礼さんのおっしゃるように、内でもない外でもない中間領域をつくるために深い軒とデッキで縁側をつくり、窓辺にいると囲まれているような安心感を感じることができます。
この家では高低差のあるため大屋根で軒を出し、足元は幕板を施した
室内側を工夫する
また、掃き出し窓で室内の床とフラットにデッキに出ることが多いLWですが、この家のように木製ベンチで居場所をつくることも可能です。
腰かけて植栽や景色を眺めたり、家族とコミュニケーションを取ったりします。

お子様やご高齢の家族には嬉しいベンチスタイル
窓辺の断熱を考慮する
重要な居場所にするということは、暑さ寒さのストレスがないようにも配慮します。
窓辺が不快にならないように、見えない空気のカーテンを全館空調で計画し、障子で断熱層をつくる、日差しは伊礼ガラリで絞ることも可能です。

障子は夏も冬もかなりの断熱効果を発揮してくれる

伊礼ガラリにソーラーコムアレンジを加えて採用している
シーンを分ける
吉村障子は和風でありながら、洋風でも佇まいがよくなる不思議な魅力があります。
ぼんやりとした柔らかな光が室内を照らしてくれますし、暑い夏も寒い冬も閉じて良しの逸品です。
伊礼ガラリは通風、光を絞る、目隠し、防犯の役割があります。
見た目のかわいらしさ、かっこよさもあって、多くの方に選ばれています。
フルオープンや1枚の大きな網戸にすると、リビングから一枚の絵画を見ているような美しさがあります。太い枠のない仕様が魅力です。
家具が楽しくなる木の家
奥様のお手持ちの家具、新調される家具はいつも木の家と調和します。
食事の時間、読書の時間、何もしない時間、すべてが緩やかに感じられる不思議な時間を家と家具が作ってくれているようです。
勾配天井の隠れ家書斎
ロフトの書斎はまるで隠れ家のように、登り梁の勾配天井を感じられる空間です。
空を眺めて心落ち着け、好きなレコードを聴いて気分転換したり、色んな時間が過ごし方があるようでした。
ゆったりと時間の流れる広縁
桜を目線の高さで眺めることのできる和室があります。
障子で仕切られた奥は旅館のような広縁スペース。書籍と一脚の椅子が置かれています。
和室でお休みになるときは障子を閉めると断熱効果も高まり、居住性がアップ。
見学者様も住まい手様も訪れたくなる家
いつも明るく、ゲストをおもてなしされる奥様のお人柄にとても感銘を受けます。
お客様を見学させていただいた際も、一緒にOB様としてゆすはらへの伐採ツアーにご参加いただいた際も、「いつかみんなでおいしいお酒とご飯でパーティーをしましょうね」とお声がけくださいます。
無垢の木に囲まれ、好きな家具、理想の空間で、いつも穏やかに暮らされています。
これから5年、10年以降の経年変化がとても楽しみです。
豊中で木の家の注文住宅を建てる際に知っておきたい構造のお話
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