需要急増中!枚方市、21坪の平屋の上手な収納
お客様の声|枚方市
2022年枚方市で完成した木の家。
今回は収納にフォーカスしてみたいと思います。
一級建築士さんであられる奥様が選ばれたのは、近年住宅街でも需要の増えている「小さな平屋」。
シンプルな暮らしでコンパクトに広く住む。
けれど決してコンパクトに感じないような暮らしぶりを拝見してきました。
L型キッチンの回れる動線上にある収納
この家はひと続きのLDKと寝室が回れる動線で繋がっています。
その動線上に、ウォークスルーの形で配置されているミニパントリー。
リビング側からは収納物が見えないようにされていて、建具が無くとも見せない収納を実現できています。
キッチンと収納を隔てる壁よりも棚板を控えることで目隠し効果が得られる
必要なものを最低限所持するお考えによりいつも整然とされている
もう片側の収納。リビングに露出しがちな雑誌類もひとまとめに
中霧島壁の物干し洗面収納
物干しを兼ねている洗面室もまた、LDK→洗面室→寝室と回遊できるように設計されています。
動線の負担を最小限に、また廊下の無駄をなくすことでもコンパクトな平屋を実現できています。
全館空調の冷暖房も流れるため、年中快適な部屋干しが可能
壁は伊礼さんのi-worksでもお馴染みの中霧島壁。
床と天井は杉。
調湿・呼吸するために存在するような空間となっている。
大きな造作収納に大きさ、高さを揃えて綺麗にまとめられてる
実験流しよりもサイズの大きい病院用流しの造作洗面台
部屋が広くなるコツ、浮かせる家具
小さな平屋を実現する方法はまだまだあります。
- 収納を減らす
- 床置きの物を減らす
- 廊下を減らす
- 回れる動線をつくる
- 居場所を多義的に使う
- 床を広く見せる
このご家族は設計当初から伊礼さんの書籍を参考にされておられ、やはり家具を浮かせて床面を広く見せる暮らしの技を用いておられました。
奥行きができると床板への視線の伸びが生まれるので、とても広く感じるのです。
奥の寝室も広く床が見えていてとてもスッキリしている
ロフト空間は少しの物置と全館空調の機器置き場なので、真の平屋住まいになります。
枚方市で小さな平屋を建てる際は、この家を参考にされてみてください。
平屋だけではお子様の部屋、書斎、趣味室が足りないという「ほぼ平屋」の方も、たくさんのプラン例をご紹介していますのでお気軽にお問合せください。
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