40代からの家づくり:無垢材の注文住宅が人生後半に選ばれる理由

公開日:2025/07/11(金) 更新日:2025/07/11(金) コラム

目次

  1. 40代で「家を建てたい」と思うとき
  2. 人生後半の暮らしに必要な“家のかたち”とは
  3. 無垢材が選ばれる本当の理由
  4. 健康・安心・ぬくもり。自然素材の家の魅力
  5. 将来の安心まで見据えた「家づくり」の視点を
  6. 見えない価値が、暮らしの質を決める
  7. 「今からでも遅くない」どころか、最適なタイミング
  8. まとめ:40代は“自分らしい暮らし”をかなえる最初の一歩

 

40代で「家を建てたい」と思うとき

40代になると、ふと「この先の暮らしをどうしていこう」と考える瞬間が訪れます。

子どもが小学校に上がった、あるいは独立を視野に入れ始めたタイミングかもしれません。あるいは、自分自身の働き方や健康を見つめ直す中で、住まいを整えたいという思いが強くなる人もいます。

「家は30代のうちに建てるもの」と思われがちですが、実は40代こそ“本当に必要な家”が見えてくる年代です。

実際のソーラーコムのお施主様も、子育てがひと段落した方が多く、時にはお子様の意見も採り入れながら一緒にプランを進めて行く方がおられます。

 

人生後半の暮らしに必要な“家のかたち”とは

40代は、子育てや仕事に追われながらも、老後や家族の将来に少しずつ目が向く世代です。

これから20年、30年をどんなふうに過ごすか。

家は、そんな人生の後半戦を支える「安心できる居場所」であることが求められます。

 

例えば、

● 子どもが巣立った後、夫婦ふたりで心地よく暮らせる空間

個別の居室を大きく取り過ぎず、将来お子様が独立したあとの部屋を持て余さないようにすることが大切な予算をお守りすることにも繋がります。決して荷物部屋にしてはいけません。ソーラーコムでは、コンパクトに建てる設計作法も駆使して、質の高い家づくりを心がけています。

● 将来の体力の変化にも無理なく対応できる間取り

車と人の動線計画から始まり、家事動線、支度・帰宅動線、ほぼ平屋の間取りなど、常に時代に合わせたプランニングを意識しています。

 

単なる「マイホーム」ではなく、人生を深く支えてくれる“拠点”を求めるようになるのです。

 

無垢材が選ばれる本当の理由

こうした中で、無垢材の注文住宅が40代からの家づくりに注目されています。

無垢材とは、接着剤などを使わずに丸太から切り出した“芯を持った材料”のこと。肌ざわりがやわらかく、見た目も自然で、使うほどに味わいが深まります。

また、実は接着剤で強度を高めた集成材よりも、年輪の層の粘りがあり、長持ちするのです。

そして、何よりも人の体や心にやさしい素材であることが、最大の魅力です。

  • 足元が冷たくない
  • 湿度を自然に調整してくれる
  • 木の香りに癒される
  • 長持ちし、手を入れながら使い続けられる

40代以降の暮らしにふさわしい、“静かに寄り添ってくれる素材”なのです。

 

健康・安心・ぬくもり。自然素材の家の魅力

体の変化に敏感になるこの年代では、「健康的に住める家かどうか」が非常に重要になります。

自然素材をふんだんに使った家は、合成接着剤や化学塗料によるシックハウスのリスクが少なく、アレルギー体質の方や小さなお子さんにも安心しておすすめできます。

また、壁に使われる漆喰(しっくい)には空気清浄作用があり、呼吸する木材と組み合わせることで、家の中の空気そのものが優しく、深呼吸したくなる空間になります。

それはつまり、家にいるだけで癒され、整う暮らし。住むこと自体が、健康維持につながる家です。

特にOMパッシブエアコンで全館一定の冷暖房が流れる計画を行います。

これにより温度のバリアフリーがつくれ、40年先の老後、身体に負担のない暮らしを送ることができます。暑い寒いのストレスのない暮らしは人の健康寿命を延ばすお手伝いをしてくれます。

 

将来の安心まで見据えた「家づくり」の視点を

家は、建てた瞬間から古くなっていきます。

しかし、自然素材の家は「古くなる」ではなく、「育っていく」家。

  • 無垢の床は、傷さえも味になる
  • 左官壁(そとん壁)は劣化が少なく経年美化される
  • 木の柱や梁は、時とともに深みを増す

つまり、定期的なメンテナンスさえすれば、数十年先も価値を保ち続けられる家になるのです。

これからの人生を預ける“住まい”としては、非常に大きな安心材料になります。

 

見えない価値が、暮らしの質を決める

「断熱性能は?」「坪単価は?」といった数値や価格に目が向きがちな家づくりですが、実際に住んでみると、多くの人が語るのは「心地よさ」や「落ち着き」など、数値には表れにくい価値です。

  • 朝の光が気持ちいい
  • 木の床が素足に心地よい
  • 季節の移ろいを感じられる家
  • 最低限の数値で快適に暮らせる

こうした“感覚的な満足”が、日々の幸福感をじわじわと高めてくれます

 

 「今からでも遅くない」どころか、最適なタイミング

「もう少し若ければ……」と思う人もいるかもしれません。

でも実は、40代こそが人生の中で最も“選択力”がある世代です。

  • 経済的にも無理なく計画が立てられる
  • 家族の将来像がある程度見えている
  • 自分の価値観に自信を持ち始めている

だからこそ、自分たちの“これから”を本気で考えた家づくりができるのです。

 

まとめ:40代は“自分らしい暮らし”をかなえる最初の一歩

無垢材の家は、流行ではなく、本質を見つめる家づくりです。

素材にこだわり、空気にこだわり、住む人の感覚にこだわる——

それは、40代からの人生にこそ、必要な選択ではないでしょうか。

これからの暮らしを、自分らしく、丁寧に。

「今からでも遅くない」ではなく、「今だからこそできる」家づくり。

その第一歩として、無垢材の注文住宅という選択肢を、ぜひ知っていただけたらと思います。

 


大阪で注文住宅を建てるソーラーコムです。

木の家の注文住宅、伊礼智氏のi-works、リノベーション、土地探しはお任せください。

 

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