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A様邸(大阪) 天井貼り工事

公開日:2025/11/27(木) 更新日:2025/11/27(木) 施工状況

前回に続き、今回は天井まわりの工事をご紹介します。

まずは工事前に大工さんと現地調査を行います。

いくつもの丸太が重なり、大屋根を支えています。

建築時の図面がないため、現況をひとつひとつ確認していきます。

 

天井を解体して、屋根裏を見上げたところ。

末口が300mmを超える丸太がふんだんに使用されています。

その力強さに圧倒されます。

 

A様邸は平屋ではありますが、大きな屋根裏をもつ背の高い建物です。

この屋根裏に適切な換気を施すことで、屋根面に伝わった熱を室内に伝えない、断熱層として機能しています。

 

酷暑の中の工事でしたが、大屋根に包まれた空間は、縁側から通る風もあって、涼しく過ごせました。

 

瓦屋根のA様邸。

解体が終わると、耐震補強を行います。

既存の構造を調査し、必要な箇所に必要なだけ、手を加えます。

写真に白く見える木材と黒色の金物が、今回追加した補強材です。

縦・横・斜めの各方向に対して、バランスよく耐力が出るようにしています。

 

続いて、天井の下地を作り、断熱材を充填していきます。

使用するのは、ソーラーコムが標準仕様としている羊毛の断熱材です。

 

環境負荷が小さく、日本の湿気にも強い素材です。

 

断熱工事を終えると、いよいよ天井を貼ります。

最終的にはクロスを貼って仕上がりとなります。

 

速度や精度ばかりが求められる現代ですが、築90年のA様邸には、もう作れないほどの手間と材料があります。

壊すのではなく、そこに調和するように新しいものを重ねていく。

A様邸が、これからも大切に受け継がれていく一助になれば幸いです。

 


 

 

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