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Y様邸(交野市) そとん壁 左官工事

公開日:2025/08/04(月) 更新日:2025/08/05(火) 施工状況

前回に続き、外部の工事が進んでいます。
今回は、外壁仕上げ「そとん壁」の施工の様子からご紹介します。

あらかじめ下塗りしたモルタルの上に、上塗り材を重ねていきます。
2層構造とすることで、耐久性が高まり、仕上がりもより美しくなります。

水の引き具合を見極めながら、仕上げ作業に入ります。
スチロール製のコテを使って、円を描くようにパターンをつけていきます。

 

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職人の繊細な手仕事で仕上げられたそとん壁。
素朴でありながらも、やわらかな陰影と奥行きのある表情が魅力です。

外部足場が解体され、建物の全貌が見えてきました。
Roof-1とそとん壁が自然に馴染み、落ち着いた佇まいを感じさせます。
こちらは建物の南面で、見た目には分かりませんが、屋根全面に太陽光発電パネルを搭載しています。

内部でも着々と工事が進行中です。
白い壁は「モイスNT」という天然素材からできた調湿建材です。

モイスNTは、素材本来の力を活かした無垢の調湿ボード。
含まれるバーミキュライトの粒度や分布の違いが、独特の風合いとリズムある表情を生み出します。

モイスの施工が完了すると、空間全体がぐっと完成に近づいた印象に。
1枚あたり20kgを超える重さのモイスを、丁寧に美しく貼り上げてくださった大工さんに、心より感謝です。

 

次回は、家具工事の様子をご紹介する予定です。どうぞお楽しみに。

 

 

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