これまで施工状況をご紹介してきた交野市のY様邸。
大工工事もいよいよ終盤です。最後の家具工事の様子をお届けします。
Y様邸では、お施主様の思い出のタモのキッチンカウンターを旧宅から再利用しました、
プレーナーで仕上げ直し、木肌が美しくよみがえっています。
建具枠を取り付け、家具の箱を組んだところ。
ここからようやく設備や照明器具の取り付けに入ります。
日にちが変わって、設備の接続後。
養生材を撤去すると、一気に完成形がみえてきました。
床と天井の杉が対面しました。
空間全体が木に包まれる仕上がりとなります。
続いて大工さんがつくった箱に、建具屋さんが扉を吊り込みます。
シナランバーの扉を工場で製作して、現場で取り付け。
ぴたりと納まる瞬間は、何度見ても気持ちがいいものです。
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旧宅のスタイルをそのまま受け継いで、
キッチンカウンターには、人数に応じて使える伸縮部材を取り付けました。
コンロ背面にはガラスパーテーションを設置。
金具を使わない工法でしたが、大工さんの技で美しく納まりました。
玄関には傘掛けを設け、その隣にはレインコート用のハンガーパイプを取り付け。
雨の日の動線もスムーズです。
リビング照明は、梁下にライン照明を設置。
電源装置を別にしたことで、コンパクトでシャープな印象に仕上がっています。
この後は美装屋さんによるクリーニングを行い、いよいよお引渡しです。
Y様邸は、フォトギャラリーに「交野市 思い出のキッチンと暮らす家」として投稿していますので、そちらも是非ご覧ください。