5年住んで見えた「i-works1.0」の魅力とは? 住まい手が語る、本当に心地よい住まいの話
家は、建てた瞬間が完成ではなく、「暮らしながら育っていくもの」かもしれません。
2020年にi-works1.0の家を建てたご夫婦が、丸5年を過ごして感じた本当の住み心地。
実際に暮らしてこそ見えてくる、設計の工夫と素材の変化をお聞きしました。
見た目の美しさだけでなく、落ち着きが育つ外観
最初に目に入るのは、どこか控えめで落ち着いた外観。
「玄関がどこから入るのかがわからないようなアプローチがいい」と語る建築家・伊礼智氏の設計思想に基づき、植栽や外物置が自然に玄関を包み込むように配置されています。
経年美化によって木部やそとん壁の色味がなじみ、落ち着きのある佇まいとなっています。
深い軒と縁側が、暮らしの中心になる
この住まいの大きな特徴のひとつが、深い軒に守られた縁側空間。バーベキューや夕涼みを楽しんだりすることも多いのだとか。
素材には、耐久性に優れたイペのデッキ材を使用しています。
家の中に広がる心地よさ。リビングの吹き抜け空間
設計プランをする際、最初に決めるのは「一番心地いい場所」。i-works1.0の場合、それは大きな吹き抜けのあるリビングと言えます。
天井の高さを一部抑えつつ、吹き抜けとのバランスを取ることで落ち着ける空間を実現。
窓の設えも工夫されており、用途やシーンで使い分けられるよう考えられています。
個室にも、それぞれの「らしさ」と居心地を
2階には、和室と洋室を合わせた3LDK。
そのひとつひとつが、ご夫婦の暮らしに合わせて自然に役割を変えています。
和室
旅館のように静かな癒しの空間。
書斎
ご主人の書斎へと変化し、小窓から桜の木が見える贅沢な眺め。
バルコニーも部屋の一部として使える設計で、空間に広がりを感じる。
寝室
窓からの眺めがとてもいい。
素材選びとコストのバランスも考えられた設計
節のない床材(上小材)や調湿効果のある中霧島壁など、素材の質感と機能性の両立もこの家の魅力。
必要な場所に絞って採用したことで、コストにも配慮されています。
家具と照明まで設計の一部に
照明はあえて天井にはつけず、壁面やスタンド照明で光と影を演出。
家具も空間に合う高さに揃えられ、全体のトーンが崩れないよう配慮されています。
もっとこの家の暮らしを見たい方へ
この家の魅力は、文章だけでは伝えきれないほど豊かです。
経年美化した外観、縁側からの眺め——。
実際の写真とともに詳しくご紹介しているページがありますので、ぜひご覧ください。