スタッフ日記

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シリーズブログ「奥ゆかしき暮らし」 第6回  i-works豊中誕生ストーリー お客様の声:前編

 第6回は今回完成予定の「豊中i-worksタウン」のお施主様の声をご紹介します。

ここまで2年間、多岐に渡り深く、真剣にお考えになるお施主様が、どういう想いで家づくりをスタートさせたのか、その過程をどのように乗り越えられてきたのか、ここでまとめブログにしていると、ひとつのブレない芯があることに気が付きます。

家づくりを成功させるコツは、何もかもを網羅したり、ドツボにはまって細部に渡りのめり込んでしまうと上手くいかない、という点です。バランスが悪く、予算も跳ね上がり、そして完成するころには心身共に疲れ果ててしまう家づくりになってしまうのです。注文住宅、また建築家 伊礼智さんのつくる標準住宅に上手くフィットするための、力の入れどころと抜きどころを掴み、餅は餅屋に任せるというある種割り切ったお考えの方が上手くいくものです。おおらかに、ちっちゃなことは気にしない、という方が分かりやすいでしょうか。

それでは、ここからはお施主様のバリバリの関西弁ストーリーでお楽しみください。(ソーラーコムからのコメントも挟んでいきます)


大阪への転居が決定し、長年の夢であった家づくりをスタート。
手元に沢山ストックしてあったオシャレ系住宅雑誌を参考にやりたい事を考えていく中で、現在住んでいる約20年振りとなる(賃貸)戸建の温熱環境の悪さに、戸建に引っ越すことに恐怖を覚え始め、ドイツのパッシブ住宅等に興味が湧き始めました。

 


現在の家で感じている良い点、悪い点を全て書き出して、良い点は採用し悪い点は解消することでたたき台を作り、これから40年!そして孫の代まで安心快適に暮らせる、少し上質で快適な家って何かを考え始めました。

例えば・・・

(良い点)
  リビング周辺に子供の勉強スペースと遊ぶスペースを分離して配置

(悪い点)
  とにかく寒い、合板の床が冷たい、吹抜けにジャロジー窓(コールドドラフト)
  四季を通じて使えない温熱環境と無駄に広いこと、個別エアコン

 


今の住まいについて考えるところからスタートされています。これはプロも行うべきところで大変素晴らしいことです。代表的な事で言うと、暑い/寒い、暗い/明るい、狭い/広い、などの話。これはいくら口頭で打ち合わせたところで、すり合わせ切れない個人の感覚と価値観です。だから、プロに任せるときには「今の家よりも・・・・」などと比較して言っていただく方がいいのです。

 


全室の長さを測り間取り図を作成 家具の配置を考えつつ必要な部屋の広さを大雑把に掴む

間取りや家族の求めている事を検討していく中で、自分が歳を重ねる事で家に求める要望が若かりしき頃と比べて変化、深化(進化)している事に気がつきました。

 

* 四季を通じて、経済的で、楽に快適性を維持出き、使いこなせる適度な広さ

* 日常で少し上質さを感じられる空間にすること

* 子供達の成長や自分達の老いに対応しやすい建物

* 派手で奇抜な外観やインテリアではなく、日常生活に少しの豊かさと心に余裕を与えてくれる安心できる空間が欲しい

(たまに遊びに来る人達へのウケよりも、そこで毎日快適に暮らせる環境を作ることが家族の最大の幸せに通じる)

 


ここが家のテーマ、コンセプトと言っても過言ではありません。
絶対にブレないポイントであり、理念のようなもので、素材・仕様などの判断、選択の基準になります。迷ったらこの理念に立ち返るという方法で、家づくりを進められるのです。

この作業を行わず、こんな設備が欲しい・・・部屋は何畳欲しい・・・などから入ると、夢と希望がてんこ盛りのバランスの無い家に成ってしまうのです。ほんとに何度見ても素晴らしい計画です・・・

 


そんな考えに至るきっかけを与えてくれたのは、伊礼智さんの1冊の著書「小さな家で豊かに暮らす」でした(転勤族真っ只中の2011年に何故か買って本棚に置いていた 笑)

 


最近の伊礼建築実例を見てみよう!という思いで、伊礼智さんのHPを検索。そこで目にしたi-works project 

~小さくても、豊かな暮らしをめざして!~ という心が揺れ動くキャッチフレーズと、端整で落ち着いた外観と、温かみを感じるインテリアの写真。伊礼建築らしいリビング階段!発見後すぐにi-works projectの虜になっていました。

大手ハウスメーカーさんとは違い、モデルハウスも身近には無い、大阪で建てる為には大阪の工務店さんに話を聞かないと前に進めない。でも、i-works projectには興味が尽きない。。これは早速、行動に移さねばならないと考えました。

 


伊礼さんというフィーリングの合う建築家を知ったのは、偶然ではなく、必然だったように思います。施主様の中に眠る家づくりに対する考えがブレておらず、だからこそ過去に伊礼さんの書籍を手にされていたのでしょう。実は後日紹介する別の「大阪 豊中の家」の施主さんも似たようなパターンで伊礼さんという建築家に出会います。(予定変更して、第9回、第10回でご紹介します!)

 


学生の頃からコツコツと集め始めた椅子達。大学卒業旅行にはVitra design museumまで行ったほどの椅子好き。

家を建てたらこれを飾ろうと!自分を納得させ買い集めて来た物も多数あり(コンクリートの壁に似合うような物を集めて来たから、上手にコーディネート出来るんやろうか、少々心配もありますが)

賃貸生活ではどうしてもベストな飾り方が出来ないものもあったりして、家を建てる際には家具や雑貨などの配置、飾り方を考えて進めようと思いました

標準化で浮いたコストは家具や植栽にと言うi-works project 。家のみならず、近隣と分け合える環境作り、家具は温かみを感じられる空間に置けるオブジェだと思います。(永く飽きの来ない空間で我が収集品達が浮いてしまわぬか心配は尽きませんが)

 

一部を見せていただきましたが、これが本当にお宝の山でした。

少しだけ見学会でも飾らせていただくことになりました。家具にしても、ベースの考え方があり、それが可愛い椅子達を引き寄せているのだと感じました。

伊礼さんの住宅は建物だけでなく、照明や家具に対してのワクワクも大いにあるのです。ちょっと奮発して永くいい物を使ってみようかな、と思わせるものがあります。

 


大阪の施工工務店さんのリンク先HPを見ていたら飛び込んで来た川口社長のなんでも聞いてくれそうな素敵な笑顔の写真、すぐに電話をしてみました。

偶然にもソーラーコムさんが手がけていた「陽の木の家」(なんとも温かいネーミング)の完成見学会が自邸の建設予定地から歩いて10分程度のところで開催されるとの情報をいただき、大阪へ。

川口社長にご案内頂きながら見学させて頂くと、本当に嬉しそうに色々と教えてくださる。「嗚呼、この社長はん、家づくりがよっぽど好きなんやな!」と思い、見学後改めてi-worksの家に興味がある事、まだ少し先になるけど具体的に家を建てる予定がある事を伝え、現地調査を依頼しました。

 

この機会をいただけたこと、本当に感謝です。ソーラーコムとしては、伊礼さんの標準住宅と言えど、要所でその工務店のカラーが出ますし、伊礼さんもお施主様の要望を叶えるべく柔軟なお考えをお持ちですので、ソーラーコムの理念のようなものもたくさんお伝えしました。実際にi-works1.0と1.0-Sの両方を見ていただけるので、そのあたりも注目して見学していただくと面白いかもしれません。

 

★次回、第7回は i-works豊中誕生ストーリー お客様の声:後編

お楽しみに!

伊礼さんが豊中にやってくる!講演イベントはこちらから(申込多数の場合は弊社施工エリア優先です!)