陽の木の家 完成見学会

20坪の小さな平屋
  • 完成見学会
  • 予約制

枚方市に平屋の「陽の木の家」が完成します。

平屋は家族構成に関わらず多くの方が憧れる形です。

十分な広さの2階建てか、コンパクトでも平屋にするか、この20坪の平屋をご覧いただくと

例えば2階建てを計画される方にとっても、面積を減らして質を上げるためのヒントが得られるかもしれません。

見学会は2週連続開催ですので、ご都合に合わせてお申込みください。

下の段では、見どころをご紹介していきますので、先行してご覧ください。

日 程 | 2022年9月10(土)11日(日)17日(土)18日(日)
時 間 | 11:00-16:00(最終受付15:00)
場 所 | 枚方市(詳細はご予約後案内)
交 通 | お車推奨いたします(最寄:JR学研都市線「長尾」駅)

回れる動線で広く暮らす

十分に広い家だとしても、行き止まりや一方通行ばかりでは時には窮屈さを感じてしまうこともあるかもしれません。

この家では延床20坪のコンパクトな暮らしの中に、広さを生むための回れる家事動線をつくっています。

キッチン、居室、洗面室が繋がりを持っているため、家事や支度にストレスを感じないプランとなりました。

行き止まりがないということで心理的なストレスも少なく暮らすことができます。


例えばi-works3.0。小さな3帖のキッチンを心地よくするには、洗面室とLKDが回れるという点がポイントに


例えば東豊中の家。こちらもキッチンと物干し洗面室に回遊動線を設けた

 

平屋を実現するためにコンパクトに考える

小さな家は日々の家事、お手入れ、移動を考えても楽に暮らすことができます。

何より土地、建物にかかる大きさ(面積)的な所を予算削減でき、質を上げる方に投じれば、より快適な空間になるでしょう。

そのためにつくり手として建築的な工夫はもちろん、住まい手として物を整理することや、小さくても広く住めるという新しい価値観を得てみること、双方の努力でいい空間を目指していけます。

ここではいくつかのコンパクトな見どころを挙げてみたいと思います。

 

パントリー付きの5帖に満たないL型キッチン

L型キッチンの良いところは壁付け・対面の両方の性質を併せ持ち、さらに収納を除くとわずか3帖で済むところです。

冷蔵庫、背面のカップボード、パントリーを設け、そのパントリーを回れる動線の一部に組み込んでいます。


コンパクトな食堂・食卓が窮屈にならないよう行き止まりをなくしている

 

配膳も楽な省ダイニングスペース

そのキッチンの側板に繋げるように食卓を配置して、キッチンと横並びで楽に配膳ができるプランになっています。

必ずしも、キッチンのカウンターの正面にダイニングを配置する必要はなく、見学会では横並びの便利さも感じてみてください。

これによって、リビングは10畳の広さを確保することができ、TV台・PCカウンター・ソファ・ちゃぶ台など十分なスペースが取れています。

たとえ省ダイニングスペースであったとしても、リビングで何をするかの目的がはっきりと見えていて、かつ配膳が楽であれば、それは喜んで許容できるものになるのです。

目的によって十人十色のLDKがあるという考えが大切になってきますので、計画する際には「なぜそうしたいのか」という理由をたくさん挙げてみてください。

 

就寝と収納に不便のない、小さな寝室

L型キッチンからパントリーを通って寝室に抜けることができます。

回れる動線にすることで壁が減って収納量が確保できないという考えもあるかもしれませんが、実は1㎡分の収納を減らしてでも、視線の抜けや行き止まりを無くすことで心身ともにゆとりをもって暮らすことができるのです。

本音を言えば動線も収納量も広さも何もかも叶えたいのですが、土地・建物の広さは予算に直結しますので、やはり要望を整理することが多くの方にとって必要になってくるのではないでしょうか。

6畳と4畳の居室が配置されていて(実際には当面間仕切りは無し)、キッチンと洗面室との繋がりがあります。

そのおかげで夜間のお手洗いも便利、洗面物干し室から居室内へ収納するのにもストレスはありません。

 

別のお客様との打合せのエピソードですが、新築に向けて仮住まいをしている中で、「ひょっとして自分たち夫婦にとっては3帖+収納の寝室で十分なのではないか」という新しい価値観を得られたお客様がおられました。

それは決して我慢するという意味ではなく、他の叶えたい目的のために優先順位を整理したと言い換えることができますし、実際に理想の暮らしに向けて設計プランが一気に動き出した瞬間でもありました。これからのお客様はこういった新しい価値観を完成見学会でも体感することができますし、仮に家族構成の違いで間取りが参考にならない現場であったとしても、ひとつひとつの大きさや心地よさの感覚を養うとてもいい機会ですので、ぜひお越しいただきたいなと思います。

 

温度差の少ない住まい

近年ソーラーコムのほぼ全ての「陽の木の家」「i-works」に共通するのが、温度差の少ない暮らしです。

今回の家も中気密・高断熱、呼吸する素材、見えない空気のデザイン、建物で日射遮蔽を行う(パッシブデザイン)、長持ちする構造が計画され、その上で全館空調を採り入れることで、体に負担のない空気質が出来上がっています。

よくネット上のブログや広告で見かける、全館空調を採用したにもかかわらず快適な住まいになっていない、と言うようなものは、機器ひとつで問題を解決しようとしたために失敗している例と言えます。人が心地いいと感じるための要素はいつも複合的で、建築と設備と暮らし方が一体となって初めて実現できるのです。

よって、性能だけが高くても、機器だけが高性能で便利でも、自然的な家づくりだけでも、豊かな暮らしは決して完成し得ないのです。ソーラーコムでは高水準の性能や居心地が、何十年経っても”丈夫で長持ち”するということを最も大切にしています。超高性能な家でも、20年後に暑くて寒い、壁の中がカビだらけというような今の汎用性の高い家づくりは見直されて欲しいなと常々感じます。

今回の見学会でも全館空調はあくまでおまけとして、家全体、空気質などを感じながら建物を回って見ていただけると嬉しく思います。


呼吸し、暖かく柔らかな梼原の杉の床。底冷えしない足元を年中保ってくれる


暖かい脱衣場、洗面、トイレであることが長く健康に暮らしていける大きな要素


一年を通して温度の上下動が少ないので、真冬でも素足で元気に過ごせる

 

気持ちのいい現しの勾配天井

屋根の形状は越屋根で妻入り(三角の切妻屋根の横から入るのが妻入り、大屋根の軒の正面から入るのが平入り)になっています。

越屋根は建物の棟木部分を上に持ち上げたような形をしていて、屋根形状で灯りを確保するために設計されています。

部分的な採光ができる天窓に対し、この家では広範囲での光を上部から採り入れることができています。

道路面に近い南側のリビング、北側の居室にも安定した光が入ります。

室内から見た天井はいつもの梼原材の現しになっていて、調湿・木目のゆらぎ・香りの面からも落ち着きが得られます。

リビング・居室は大屋根の高さまで吹き抜け、食卓は天井があり(こちらも現し天井)、家全体で高さと低さのある天井計画となっています。

現し仕上げにすると住まい手様は無垢の香りは数年で鼻が慣れてしまいますが、実は木の香りは一生続きます。

体や衣類に心地いい杉・桧の香りが漂い、湿度調整された中で髪もお肌も爪もいつも健康でいられます。

関わる周りの人を喜ばせることのできる木の家は本当に素敵です。

 

家族の一生の思い出、伐採記念樹のある住まい

今回こちらの家はご家族皆さんを木材のふるさとである高知県梼原町にご招待し、その伐採記念樹で建てられています。

森を見るだけのツアーではなく、実際の家の梁に使う木材を、家族の手で斧入れをしてその場で木こりさんに伐採してもらう。

そうして出来上がった記念の一本がこの家にも使われています。

生きたままの木を生きたまま使う。

人も家も健康で気持ちのいい家づくりがここにあります。


伐採後の記念撮影。スイカのような切り株は記念にプレゼントしている


斧入れの様子。「エイ!エイ!エイ!」と声を出して大人もこどもも盛り上がる


これから住む家の木のことを製材工程からも学んで、愛着のある家づくりにしていく

 

完成見学会は9月10日(土)11日(日)17日(土)18日(日)の2週連続開催。

まだまだ暑さの残る9月、涼しい木の家でのご見学、お待ちしております。