陽の木の家 完成見学会

キッチンを中心とした暮らし
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奈良市西登美ケ丘に平屋+小さなロフトの木の家が完成します。

平屋を希望される方にとっての悩みは、どうしても建築面積が大きくなりがちで、探す土地も大きく膨らみ予算を圧迫してしまうこと。

その解決方法のひとつ、平屋+小さなロフトを採用して建築面積の縮小を目指しました。

今回の家では、目覚めてから就寝までの暮らしが1階で完結するようにしつつ、ロフトに小さな書斎と子ども室を設けた”ほぼ平屋”となっています。

見学会は2023年11月25日(土)、26日(日)、12月9日(土)、10日(日)開催。

見どころ詳細は下段をご覧ください。

日 程 | 2023年11月25日(土)、26日(日)、12月9日(土)、10日(日)
時 間 | 10:00-16:00(最終受付15:00)
場 所 | 奈良市西登美ケ丘(詳細はご予約後案内)
交 通 | お車推奨いたします(最寄:近鉄けいはんな線「学研北生駒」駅よりバスと徒歩にて15分)

平屋はあれこれ詰め込んでついつい面積が大きくなりがち。たとえ1階で暮らしの全てを完結する暮らしを目指す方でも、完全な平屋ではなく、”ほぼ平屋”という考え方を持っていくと建築面積を整理することができます。例えばこの家では、「子供部屋は2階でもいいじゃないか」「籠れる書斎は1階の生活動線とは少し離れたところがいい」という風に実際の暮らしに合わせ合理的に計画していきました。その結果、夫婦の朝起きてから寝るまでの暮らしは平屋で完結するような間取りになりました。とは言え、ソーラーコムのこれまでの小さな家と比べ、ひとつひとつの空間は広くゆとりをもって作られているので、ゆとりを持った2階建てを計画される方にも大いに参考にしていただける木の家となっています。プランの見どころや施主様のこだわりポイントをいくつかご紹介します。

・憧れのパントリーのあるキッチンからお庭、居間全体を眺める

・水回りとウォークスルーの収納が繋がる便利な家事動線

・蔵書に囲まれた階段、最小限の籠れる書斎空間

・外遊びが楽しみになるシューズクローゼットのある玄関と外物置

・「陽の木の家」の標準仕様、定番の心地よさ

 

憧れのパントリーのあるキッチンからお庭、居間全体を眺める

今回のプランが完成したとき、「キッチンは料理をする場所だけにあらず」という言葉が真っ先に浮かんできました。たとえ目的が料理をする場所であったとしても、そこからは家族の表情が見えたり、木々の揺らぎや空が目に入り、お気に入りの吹き抜けと続きの和室を眺めているだけで、食事の支度の中にも喜びや感謝を感じられる場所に変わります。いわゆるぜいたく品に分類されるかもしれませんが、グレードを上げたキッチンや1帖半のパントリー室、造作家具たちがワクワクを高めてくれるものになっています。このキッチンを中心に、リビング、ダイニング、続きの和室が連なり、1枚の大きな引込み障子と木製雨戸格子のある大開口窓で、BBQスペースのお庭と繋がります。


ソーラーコムの定番となった閉じて良し開いて良しの大開口窓


真夏も真冬も障子を閉じ切ると断熱効果が非常に高まる


横引きの木製格子ガラリ戸。灯りと視線を絞る

水回りとウォークスルーの収納が繋がる便利な家事動線

大きめの玄関から二手に分かれる動線のひとつは、水回りへと繋がっていきます。生活のイメージがぐっと湧くような動線になっているのがとても理想的です。実際に暮らしを想像してみると・・・お手洗いに行きたいこども達を連れて慌てて帰ってくる。ウォークスルーのファミリークローゼットで鞄や帽子、お着換えを済ませる。手洗いうがいをする。そしてキッチンや居間へ向かうという動線が作られています。さらに脱衣室を作らない代わりに5帖のファミリークローゼット兼洗濯機置き場、1坪の洗面室、1坪のお風呂へと繋がるのが今回の目玉動線のひとつです。


2016年伊礼さん設計ソーラーコム施工の豊中の家。ウォークスルーを活用して水回りと繋がると廊下の無駄を整理できてとても便利に


トイレ、洗面には薩摩中霧島壁を採用。調湿はもちろん消臭効果は抜群でスイッチまわりの汚れにも強い

蔵書に囲まれた階段、最小限の籠れる書斎空間

蔵書の多いお施主様はしばしばおられます。リビングを書物で囲うご職業の方も、趣味として数百冊の図書を並べる方も、また、お子さんに本に触れさせるために吹き抜け本棚や1帖図書館を作ったりすることがあります。今回は階段の壁を一部本棚としています。また、小さくても集中して籠れる書斎をご覧いただけます。広さはわずかに2帖、この2帖が小さいと感じるか十分と感じるか、実際にご体感いただければと思います。


2023年完成、枚方の家の1帖図書館。一面床から頭上までの本棚とちょこんと座れるスペースが取れる


2022年完成、池田の家のロフト書斎。天井の低さが囲まれた安心感を生む

外遊びが楽しみになるシューズクローゼットのある玄関と外物置

通常玄関をコンパクトに収める際は1坪(=2帖)とすることが多い中、今回のような4畳半の玄関はとても広々としています。思えばお施主様と伐採祈願祭に梼原へ出かけた際も山用のシューズに履き替えて森の中を歩いておられ、たくさんのシューズやお子様の成長に合わせたヘルメットやなどの外回り用具を多く収納することができます。またi-worksではお馴染みの外物置を雨に濡れないように玄関と繋ぐことでさらに利便性を高めています。キャンプ用具なら1帖分で相当量収納できます。


建物一体型の外物置は玄関との繋がりがあり、雨に濡れないたまりができる


視線を遮りながらの出入りができることも特徴

「陽の木の家」の標準仕様、定番の心地よさ

ソーラーコムの「陽の木の家」の標準仕様の高知県梼原材は、本当に香りが良く、見学者皆様にとても喜ばれます。寒さの厳しい環境で育つ木材なのでとても強度が高く、無垢材として粘りもあり、その管理システムによりFSC森林国際認証も取得されています。平屋の現しにぴったりの無垢材が住む人を心地よくしてくれます。さらっとした快適な空気環境をつくってくれるのもとてもいいところです。

設備は全館空調が搭載され、足元からあたたかい木の家を生涯送ることができます。ソーラーコムでは元々OMソーラーや全館空調がなくても快適な木の家空間をつくってきたので、そこに便利なものが入ることでよりよい生活になるのです。


無垢の杉の床板の経年美化。年中呼吸をし足元はいつもさらさら


外壁のそとん壁はソーラーコムの「陽の木の家」だなと認識される家づくりになってきた

 

今回の見学会も見どころがたくさんです。たんぽぽ通信でも紹介しきれないほどのこだわりが詰まっています。現在土地探しや工務店との出会いをお探しの方はぜひ完成見学会にお越しください。

木の家づくりの設計を楽しむコツを紹介した過去のブログを載せていますので、こちらもご覧ください。

【知識の蔵】木の家づくりに3つのワクワクを