箕面市に「陽の木の家」が完成します。
お施主様は終の棲家として、趣味を楽しみ・家事動線を楽に・自然環境の中で暮らすこと・家族のわんちゃんが心地よく居られることなど、様々なご要望が形になりました。
たくさんの打合せを重ねる中でも、お施主様がとても長けておられたのは、用途に合わせて部屋の中での暮らしをイメージし、細部まで何が必要かを初めから建築工事に盛り込んでお考えになられるところでありました。下段の見どころをご覧の上で、会場に足を運んでいただくと感じることができると思います。
ここ数年の「陽の木の家」に比べるとゆとりある広さの建物ではありますが、一つひとつの空間や間取りの考え方はコンパクトな家を目指す方にも大いに参考にしていただけると思います。
また今回の箕面の家の建物は、敷地に対して45度振った斜め配置です。平行に建てずに斜めに建てる際のメリットとは。下段の見どころと現地でご確認ください。
見学会は11月16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)、30日(土)、12月1日(日)の3週連続開催です。
見どころ、見学お申込みは下段をご覧ください。
日 程 | | 2024年11月16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)、30日(土)、12月1日(日)※平日も相談可 |
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時 間 | | 10:00-16:00(最終受付15:00) |
場 所 | | 箕面市(詳細はご予約後案内) |
交 通 | | お車推奨いたします(最寄:北大阪急行「箕面萱野」駅からバスで約10分) |
今回の箕面の家のお部屋タイプのご紹介。
コンパクトな家を建てたい方にとっても参考になる、小さなお部屋とその用途をご紹介します。
リビング続きの間としてよく採用される空間。今回は押入れを別にして4畳半の間をご覧いただけます。
ご主人のお話では「何でもかじり何でも食べてしまう」わんちゃんのようで、自然的なところは残しつつもなるべく丈夫な素材を選んで作られました。
また閉鎖的ではなく、腰高の建具で仕切られたオープンな空間にしているのも特徴です。
わんちゃんの身の周りのものを整理できる枕棚も製作し、散らからない工夫がなされました。
ここは建物の大小に関わらず、今後の定番になるほど人気が出るのではないかと思います。
キッチンまわりの納まりきらない収納物も、普段は見せたくない物も、防災や備蓄品も、この一か所に集めることができます。
ポイントは動線で、玄関からこのパントリーを通ってキッチンに入ることができる夢のような家事動線になりました。
防音は家の中と外、どちらへの配慮が必要かによって手の入れ方が異なります。
両方をある程度施す、という選択もあるでしょうか。
今回の箕面の家では、主に部屋内への配慮をしています。
天井と内壁にも羊毛断熱を充填し、PB2枚貼り、遮音シート、布クロスを使用、防音扉も採用しています。
また全館空調の系統は送らず、個別エアコンを設置しました。床からの音漏れを防ぐ目的です。
ソーラーコムのOB様には音楽をされる方が多くおられ、多種多様な防音処置を施してきました。
性能の程は現地で体感してみてください。
洗面脱衣室はi-worksでも標準の2畳とすることが多いですが、洗面家事台や脱衣場を分けたい方にとっては3畳、4畳と増やしていくことがよくあります。
コンパクトな建物であっても、この洗面脱衣場を大きく取ることは珍しいことではなく、大いに参考にしていただけると思います。
またサンルームとして3畳の小部屋が用意されている点は、ソーラーコムのモデルハウスと同様、洗面まわりがとてもすっきりと収まる要素になります。
絵を描くためのお部屋です。
ここは仕上げ材と設備にこだわりを持って作られました。
絵具の匂い防止の換気扇、用具洗浄用の洗面、作品搬出用のための床面開口部、汚れることを見越した内装材等々…
今回参考にしていただきたいのは、趣味の種類に応じて、ただ部屋を用意するだけではなく、あったらいいなという便利機能を建築工事で備えることができるという点です。
後から物に頼ってしまうといくら収納があっても足りなくなり、初めから建物と一体で考えていくと便利でとても豊かな空間になります。
いくつかのお部屋タイプと過去の施工事例を紹介してきましたが、今回の箕面の家には他にも、
・4.5畳の寝室
・3畳のウォークスルークローゼット
・4.5畳の書斎
様々な用途のお部屋をご覧いただくことができます。
今、広さにこだわらずに小さな建物で、上質に暮らしていこうとお考えの方は、ぜひ「陽の木の家」の広さの感覚を養いにお越しください。
「なぜ敷地に対して平行に建てる必要があるんだい?」
かの有名な九州にある日本一の工務店から学んだ、敷地に正対せずに建物を45度振るという配置計画を実践しています。
斜めに配置をすることで、暮らしを豊かにしてくれるいくつもの効果が生まれます。
斜めに配置をすることで、敷地に正対して建てているお隣さんからの視線を遮ることができます。
窓を取っても年中シャッターを下ろしていたり、仕方なく型板ガラスを使ったりすることはよくあることです。
しかしほんの少し斜めをつくると効果的に視線を外すことができます。
敷地に対して正対して建てる際には、真正面を向くと凹凸がなく、のっぺりとした表情になりがち。
斜めに配置をすると、凹凸が生まれ、立体感という意味での表情が出てきます。
住まいはそびえ立つよりもひっそりと建つ方が心にもゆとりが生まれるのです。
四角の敷地に対して斜めに配置すると、三角のたまり場が生まれます。
そこにデッキを作ったり、緑を植えたりしてどこからの窓でも豊かな景観にできます。
実際に今回の箕面の家でも、三角のたまり場にはウッドデッキや、視線の先に山採りしてきた緑が植えられています。
ゆとりある広さの完成見学会ですが、コンパクトな家を考えていく方にも見ていただきたい箕面の家。
見学会は3週連続開催。また、どうしても平日のご参加でないとならない方も、要相談の上、ご案内いたします。
過去の同じサイズの施工事例もご覧ください♪