【枚方】i-works1.0 反転プラン

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【枚方】i-works1.0 反転プラン

見どころ

今回、大阪は枚方の住宅密集地で建つi-worksは、吹田モデルと同じ「反転プラン」となりました。

i-worksは7,272mm×7,272mmの真四角の建物で、真ん中に柱がある”田の字型”のプランです。

敷地条件・日照条件、風の向き、視線に合わせて、東西や南北を反転させることが容易にできる住宅の名作になっています。

 

南面は隣家が迫っている条件

南面はデッキスペースを除いて、お隣の建物が建っている条件でした。

出来る限り北へ寄せて、限られた空間の南面に植栽とデッキを設けました。

写真ではまだ緑が少ないですが、いずれボリュームある木々に成長してまどからの景色もの楽しめるようになります。

 

準防火地域でもアレンジ可能

i-worksの魅力の一つに、外装に自然素材や無垢の木を使い、まるでずっとそこに立っていたかのような佇まいを作り出すという設計作法があります。

しかし大阪の住宅密集地では準防火地域が多いため、外部に木が使えないという制限が出る場合があります。

i-worksは南面の大きな大開口(伊礼さんとリクシル共同開発のLWサッシ)が最大の魅力なので、

ここを準防火対応の網入りガラスにしないために、「雨戸で防火対策をとる」ことをしています。

なかなか大がかりな工事になるのですが、この窓の心地よさ(=i-works)を死守するためのマスト条件とも言えます。

本来であれば木製ガラリ戸となるところ、準防火対応の仕様でつくられたのが、このi-works枚方の建物です。

 

制限のない場合は木製ガラリ戸での施工となる

準防火仕様で燃焼ラインにかかる場合は、雨戸で防火対策をとれば窓は制限を受けない

 

建物一体型外物置-下屋バージョン-

外物置としてi-worksが推奨するのは建物と一体型にして玄関と繋ぐ設計です。

玄関から1歩2歩出ても雨に濡れず、また大きな物置には季節物や趣味の道具などを大きく収納できます。

玄関ドアと同じ木に囲まれる安心感、また前面が道路の際は目隠しにもなります。

今回外物置の2階部分は物干しではなく、下屋としました。

玄関と一体型であることのフォルム・景観を目にするたびに心が動く

隣地が近いときは壁を作って視線を遮る

以下から他のi-worksの完成写真もご覧いただき、

どんなアレンジをされたいか、それとも標準通りアレンジはしないのか、色々練ってみると楽しくなります。

i-works1.0和歌山の写真を見る

 

建物概要

設計・施工 設計・監修:伊礼智
施工    :ソーラーコム
建物概要 構造:木造2階建て
工法:在来軸組工法
敷地面積 154㎡(46.60T)
建築面積 60.32㎡(18.25T)
1階工事床面積 55.36㎡(16.75T)
2階工事床面積 42.97㎡(13.00T)
延床面積 98.33㎡(29.75T)
外装 外壁材:そとん壁スチロゴテ仕上げ
ウッドデッキ・木柄(イペ材)
※準防火地域仕様
内装 主要構造材:梼原杉・ヒノキ
床材:梼原杉(特一等材)
内装:エッグパルプ
サッシ:全開放引き込み窓(LW)・アルミ樹脂複合
浴室:フルユニットバス
完成 2020年9月
システム 全館冷暖房「パッシブエアコン」(OMソーラー)