感情に配慮した家にする方法は、動線を深く考えることと言えます。
まずは、家に一番長く居る奥様、そして来客があるかどうか、このあたりから考えていくと良いでしょう。
玄関に入ると、収納側、リビング側に分かれる動線をつくった。亀岡の家
来客であってもなくてもトイレの音と視線の問題は非常に重要なポイントです。
特にトイレの扉を開けたときにダイニングからの視線があるかどうか、カーテンや壁で見えないようにできると便利で、そうでなくとも扉を開いたときに直接便器が見えないだけでも大きな違いがあります。
建物面積にゆとりがなくても視線さえ気を付けてあげれば、内壁を防音使用にすることで音も解決できます。(防音のレベルはまた別の機会にご紹介します)
こちらの家はキッチンやダイニングから直接は見えないように1スパン奥まったところに位置している
こちらの家はLDK側は完全な壁にして、玄関室から出入りができるトイレ配置にしている
子どもを寝かしつけるのには、からだがぽかぽかしている間が一番すっと寝てくれる。
お風呂から上がってすぐに寝室があるのは本当に便利で助かっています。
いかがでしょうか??子どもの寝かしつけが必要なのはお子さん2~3人で長くても10年以内でしょうか。長い木の家暮らしで考えるとほんの短い間かもしれませんが子育てのストレスがひとつ減るだけでも心は救われるものですよね。
脱衣室の隣は寝室のため、お風呂上がりの温かいまますぐに子どもを寝かしつけることができる
2階プライベート空間に子どものプレイルームを設けた。あくまでオープンに
木の家で育つ子どもは活動量も多いと言われる