夏をエアコン無しで乗り切るには、自然をデザインするパッシブクーリングを
考えると心地よい木の家になります。
そこで、心地よい風・通風を考えるには、風上と風下の窓の開口面積の関係を
考えてみます。
風のスピード( 風速 ) と窓開口の大きさで、取り入れたい風の種類を調整できます。
1つの部屋・1つの住宅で風の入口と出口を同じ大きさの窓開口が取れると
均等な通風ができて良いのですが、ほとんどの場合は同じ大きさにはなりません。
風の特徴で考えると、入り口の開口が小さく出口が大きいと、
入り口付近の風はスピード( 風速 )が上がり涼風感が得られます。
ここでお昼寝をすると、本当に涼しくぐっすり眠ることができるでしょうね。
( ただし、カゼをひかないようにご注意くださいね。笑 )
入り口は大きく、出口が小さい場合は、風のスピード ( 風速) はゆっくりですが、
室内に広く行き渡り、全体にやわらかな風を得ることができます。
グランフロント大阪での「家づくり勉強会」では、このような通風や風の通り道を
得ることのできる間取りの計画方法もお話ししています。
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