家族みんなで森へ入る。
森林浴に包まれながら、60年育った杉の大木に斧を入れます。
チェーンソーの爆音が響くと、大木がドド~ン!と倒れます。
子どもたちはその様子に驚きつつ、感動を記憶に焼き付けます。住まいの骨組みとなるこの伐採木には家族みんなの手形が押されます。
森林組合のご好意で行われる伐採祈願祭ツアーのイベントは、林産県の県予算からの補助金と森林組合の助成金があって成り立っています。
伐採から始まる記憶に残る住まいづくりは、山の人たちのご協力をいただき、木の家づくりを考えておられる全ての方にご参加いただけることを切に願っています。
ご参加いただいた住まい手様の中には、プライベートで再訪し同じ民宿に泊まられるなど、この地を故郷のように感じる方がおられます。
子どもたちは住まいの手形のある伐採木の梁を見る度に、自分で斧を入れた伐採の感動を思い出し、木の家を大切にする心が宿ります。
これも「住育」子どもたちの情緒教育に貢献できます。