高温多湿の暑い夏がもうそこまできています。
夏涼しく快適に暮らせる家づくりはどうすればいいの?
そこで、遮熱、断熱、気密、を考えたパッシブハウスで大満足。
パッシブとは、自然をデザインする時のキーワードです。
簡単に言いますと、機械に頼らず、自然のままに暮らす方法です。
パッシブクーリングの方法は以下の3つがあります。
1. 夏の日差しを室内に入れない、日差しを遮る方法。
2. 風を取り入れ、熱を逃がす、通風の確保の方法。
3. 屋外の自然を利用して涼しく暮らす、外構計画の方法。
これまでも話して参りましたが、ここでは日射遮蔽の方法を詳しくお伝えします。
日射遮蔽、日差しを遮るポイントは、外側の方が効果は大きいということ。
室内のカーテン・ブラインドよりも外付けブラインド・テントなどの方が
効果は大きいということです。
植栽・樹木で言うと、松の木などの針葉樹より、サクラ・もみじなどの
広葉樹のほうが、夏に葉が生い茂り日差しを遮ってくれ効果が大きくなります。
外側で日射を遮蔽するものに庇・簾があります。
庇の軒の出と窓の高さの関係を考慮すると、室内に太陽光が入らず
暑さが緩和されます。
東西南北の方位を考慮して庇を計画する手法は、、、
南面の窓では庇の出幅を、窓下位置と庇までの高さ寸法の1/3以上の
長さにすることで室内に日差しが入らなくなります。
東西面の窓では、庇などだけでは南面ほど日差しを遮ることが期待できません。
ですから、簾など他の手法との併用が必要になって参ります。
日差しを遮ることだけでなく、照返しの防止が必要です。
地面やバルコニー、近隣建物の屋根や外壁などからの照返しによる
窓からの室内への受熱もあります。
こうした室内への受熱をできるだけ軽減できるように、
照り返し面の仕上げ材料について検討しましょう。
駐車場のコンクリート・道路のアスファルトは最悪です。
テラスのタイルやウッドデッキの照り返しもきつい!
芝生や土が何より一番いいのです。
このような照り返しの場合も基本は、外側で熱を遮る方が効果が大きくなります。
窓の外側で熱を遮断してください。
しっかり考えて何を採用するか決めましょうね。
なんと言っても一番の日射遮蔽は庭木・植栽です。
お庭のある家では、建物周囲に落葉樹木を植えると
室内に入る日差しをしっかり遮ることができます。
勿論、風も涼しい風が期待できます。
そして、冬は落葉しますので日差しは遮らず、室内まで日差しが差し込み
暖かく快適な暮らしができます。
「家づくり勉強会」では、家づくりに役立つこんなお話しを沢山させていただいています。
一緒に勉強いたしましょう。
「エアコンに頼らない気持ちいい暮らし」の方法お話しします。
↓ ↓ ↓
グランフロント大阪開催 「家づくり計画」セミナー
↓↓ 詳しくはこちらのイベントページをご覧ください ↓↓
■■ 「家づくり計画」セミナー ■■]]>