地震に強い家は耐震性能を上げれば大丈夫なのか、、、?
耐震性能は強度だけをアップすれば大丈夫とは限りません。
複数回の余震に耐え得るとなると、長持ちする条件が揃わなければなりません。
例えば、力の強いプロレスラーやお相撲さんが長生きしているという話しは
あまり耳にいたしません。
強いだけではなく永く持ちこたえる設えが必要と思いませんか。
構造計算をした上で、一定の強度を担保出来れば、
あとは如何に基本に忠実に施工ができるか、、、これに尽きます。
それは決して難しく考える必要はありません。
木造軸組工法であれば柱や梁、構造耐力壁などに無駄な欠損をしない事。
即ち、電気やエアコンなどの配線や配管による貫通・断面欠損をしないことです。
また、軸組でも無理な継ぎ手で木材に欠けや欠損を作らないことです。
平面プラン計画ではできるだけ四角形にすること。
コの字形や中庭・ライトコートなどはできるだけ避けることをお奨めします。
屋根の形状は三角の切り妻屋根、への字の切り妻屋根。
一階と二階が同じ面積の総二階建て。
構造計算をした上でこの様なプランを心掛けることで、
地震に強くさらに長持ちする家を造ることができます。
全て取り入れようとは言いません、いくつかでもいいのです。
システム金物や制振ダンパーなど方法はいくらでもあります。
長ほぞ込み栓工法も大変有効ですが、、、。
要は、複雑にしないで単純明快が一番いい。
そして何より信頼できる工事をして貰える工務店の選択!
これが一番ではないでしょうか。
参考にしてください。
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